研究課題/領域番号 |
17K12387
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 川崎医療福祉大学 |
研究代表者 |
滝川 節子 川崎医療福祉大学, 保健看護学部, 講師 (00382383)
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研究分担者 |
赤松 恵美 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 准教授 (30351943)
原田 さゆり 川崎医療福祉大学, 保健看護学部, 講師 (80584250)
鈴木 孝太 愛知医科大学, 医学部, 教授 (90402081)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 健常成人女性 / 尿失禁 / スパイナルマウス / 姿勢 / 産褥期 / 骨盤外計測 / 脊柱アライメント / 骨盤底計測 / 助産学 |
研究成果の概要 |
成人女性の脊柱の姿勢について、21歳~56歳の健常成人女性を対象に「スパイナルマウス」を用いた客観的評価により、3つの姿勢(立位・座位(正位)・座位(骨盤後屈))の脊柱の生理的弯曲の状態(胸椎後弯角・腰椎後弯角)を測定した。座位(骨盤後屈)は平均として腰椎後弯角21.3°、腰椎後弯角21.0°とした。座位(骨盤後屈-正位)の差には脊柱の可動域の差はあったがあきらかな差はなかった。また、尿もれの要因に多い出産の有無と尿もれの有無との関係をみた。3つの姿勢と出産の有無と尿もれの有無には明らかな差はなかった。 尿失禁と姿勢の関係を測定するときは静止状態の脊柱を基底とすることが望ましいことが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
産褥期の尿失禁の要因を姿勢の脊柱アライメント測定を行い明らかにする研究である。 対象群として健常成人女性にスパイナルマウスによる姿勢を測定した。立位・座位(正位)、座位(骨盤後屈)の3点を計測した。また3点と出産の有無と尿もれ有無との関係をみた。3点の姿勢と出産の有無ともれ有無との関係には有意な差はなかった。座位(骨盤後屈-正位)の差を求めた結果、座位(骨盤後屈-正位)の差には可動域があり後屈した骨盤底が緩く、背中は曲がり腹部のバランスが崩れて猫背になり姿勢が崩れより骨盤底筋群が緩みやすくなると仮定されたが差はなかった。対象群を増やすことにより姿勢と尿もれの関係が見えてくると考えられる。
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