研究課題/領域番号 |
17K12401
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
谷向 知 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (90361336)
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研究分担者 |
柴 珠実 愛媛大学, 医学系研究科, 講師 (60382397)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 認知症 / 判断力 / 意思決定 / 第三者的視点 / 判断 / ワクチン接種 / 判断能力 / 同意・意思決定能力 / 判定 / 同意・判断能力 |
研究成果の概要 |
認知症の人の意思決定のための判断力を検討するために事例を作成した。この事例は、自分に起きている事象を、他人におきていると想定した時に判断が異なると設定したものである。この事例を用いることで専門職において認知症の人の判断力の判定に変化がみられた。 認知症の人の意思決定支援においては、本人の気持ちを最優先に考えることにかわりないが、専門職の多くが今回の事例のように客観性を持たして判断を行うことも大切であると考えた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
認知症の人の意思決定において、本人の意思に基づいて行う旨記載されているが、認知症の人意思の確認が困難であることが少なくなくない。また、医療同意においては、状況を理解したうえで医療的介入を拒んでいるのか、認知機能によるものなのかの判断は容易ではない。今回、自分に起きている主観的状況ではなく、第三者に起こった客観的な出来事として判断を促す方法について検討した。 これまで、このよに認知症本人の判断力について検討されたものはなく、認知症の人の理解を深めていく視点を提案できたことは、社会的に意義があると考える。
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