研究課題/領域番号 |
17K12402
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 久留米大学 (2020-2022) 九州大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
前野 里子 久留米大学, 医学部看護学科, 講師 (70759406)
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研究分担者 |
藤田 君支 九州大学, 医学研究院, 教授 (80315209)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 高齢糖尿病患者 / 睡眠 / 身体活動量 / 血糖管理 / 糖尿病高齢者 / 糖尿病患者 / 糖尿病 / 高齢者 / 身体活動 / 睡眠衛生教育 |
研究成果の概要 |
糖尿病をもつ高齢者の身体活動を増加させる介入として、身体活動量の自己監視および睡眠保健指導を実施しその効果を検証することを目的とした。睡眠とHbA1cとの関連では、HbA1cが高い人ほど就寝時間が遅く、睡眠潜時が短かった。睡眠保健指導の前後では、PSQIや睡眠時間に差はなかったが、睡眠潜時短縮や就床時間と起床時間が早くなった。運動自己監視を依頼した介入群では介入前に比べて、1か月後、3か月後の歩数が増えていた。中高強度身体活動時間は介入前より介入1か月後が増えていたが、3か月後はそれを維持できていなかった。身体活動量改善を長期に維持することが課題であると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2型糖尿病患者において中強度身体活動量を確保することは、糖尿病合併症の発症と進展に効果がある。しかし、運動療法の自己管理実行度は低く、効果的な個別支援方法の検討が課題である。今回実施した睡眠保健指導は就床時間や起床時間など、生活リズムへ影響することが示唆された。HbA1cが高い人ほど就寝時間が遅いという結果を合わせ踏まえると、睡眠保健指導の必要性と効果的な指導方法の検討が課題であると考えられた。また、身体活動に対する介入については、運動自己監視により一定の効果が期待できたが、その効果を長期に継続することが2運動療法支援の課題であると考えられた。
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