研究課題/領域番号 |
17K12413
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 北海道文教大学 (2018-2019) 札幌保健医療大学 (2017) |
研究代表者 |
長内 さゆり 北海道文教大学, 人間科学部, 准教授 (80783555)
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研究分担者 |
村松 真澄 札幌市立大学, 看護学部, 准教授 (50452991)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 小規模ケアホーム / ホームホスピス / ペタゴギック / ケアの質 / 理念 / ビジョン / その人らしさ / ケア力 / デンマークの介護 / 在宅ケア / 看護学 / 在宅看護 / 老年看護 |
研究成果の概要 |
本研究では、小規模ケアホームを全国で展開しているホームホスピスの管理者(開設者)及びスタッフを対象に、ケアの質を担保するための取り組みについてインタビューを実施し、質的帰納的分析を行った。管理者のインタビューでは、12のカテゴリーから3つにラベル化され、スタッフのインタビューでは、18のカテゴリーから3つにラベル化された。ラベル化された内容とペタゴギックの「究極の個別ケア技術」と既存の「ホームホスピスの基準」を参考に小規模ケアホームの質を保証するケアマニュアル開発に向けて検討した結果、「個別ケア技術の意識化」と「小規模ケアホームの管理者のゆるぎない理念とビジョン」が重要視された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
少子高齢化が進み、2025年には、高齢化率30%を超えると推測され、3.3人に一人は高齢者という時代となる。高齢者世帯の増加が見込まれ、自宅での生活困難者が増加し、施設等に暮らしの場を変更せざる得ない状況となりうる。しかし、施設等では、質の良いケアが担保されにくく、高齢者にとって居心地が良いとは言えない状況も発生する。 本研究における「ペタゴギック」を踏まえたケアマニュアルの作成は、高齢者ケアの本質を見直し、ケアの質が担保・保証される結果となり、高齢者が安心して終の棲家として居心地の良い生活が続けられることに繋がる。
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