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より簡易な足趾把持力向上方法の模索-介入効果検証とその維持方法の構築-

研究課題

研究課題/領域番号 17K12415
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 高齢看護学
研究機関東北福祉大学

研究代表者

相馬 正之  東北福祉大学, 健康科学部, 准教授 (40554994)

研究分担者 村田 伸  京都橘大学, 健康科学部, 教授 (00389503)
中江 秀幸  東北福祉大学, 健康科学部, 准教授 (70550169)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード足趾把持力 / 高齢者 / 筋力トレーニング / ストレッチ / 身体機能 / 転倒予防 / フットケア / 老化
研究成果の概要

本研究では,地域在住高齢者に対する縦断研究から足趾把持力の特性の知見を得ること,高齢者を対象に足趾筋力トレーニングではなく,足趾,足部ストレッチで足趾把持力向上が得られるか検証すること,向上した足趾把持力を維持する方策の1つとしてフットケアと助言・指導を行い,維持効果を検証することを目的とした。
縦断研究の結果からは,足趾把持力が維持されている高齢者ではTUGが保たれているが明らかになった。介入研究の結果からは,3か月間の足趾,足部へのストレッチ介入により,足趾把持力は,有意に向上すること,フットケアや助言・指導の継続は,6か月後においても足趾把持力を維持することが示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでは,主として筋力トレーニングをすることで足趾把持力増強が得られていたが,本研究からは,足趾,足部のストレッチを行うことで,足部柔軟性が向上することで足趾把持力が増強することが示された。また,足趾把持力を増強させても維持する方法がなく,効果的に使用しなければ一度,増強した足趾把持力が低下することが見受けられていた。本結果からは,フットケアなどを継続は,足趾把持力を維持させることが示された。
足趾把持力への介入が転倒予防などに効果的であることから,足趾把持力を簡易に増強する方法と維持する手段を示した本研究により,転倒予防などに貢献できるものと考える。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2020 2019 2018 2017

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 足趾把持力と歩行時の足角との関係について2020

    • 著者名/発表者名
      相馬正之、村田伸、 大田尾浩、甲斐義浩、中江秀幸、佐藤洋介
    • 雑誌名

      ヘルスプロモーション理学療法研究

      巻: 10 ページ: 41-44

    • NAID

      130007845618

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 在宅パーキンソン病患者における足趾把持力と歩行機能および バランス機能との関係について2019

    • 著者名/発表者名
      相馬正之,中江秀幸
    • 雑誌名

      ヘルスプロモーション理学療法研究

      巻: 9 号: 2 ページ: 91-94

    • DOI

      10.9759/hppt.9.91

    • NAID

      130007703994

    • ISSN
      2186-3741, 2187-3305
    • 年月日
      2019-07-15
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 足指把持筋および足趾圧迫力と身体機能との関係について-足関節固定ベルト使用の有無による検討-2018

    • 著者名/発表者名
      相馬正之,村田伸,太田尾浩,甲斐義浩,中江秀幸,佐藤洋介,村田潤
    • 雑誌名

      ヘルスプロモーション理学療法研究

      巻: 8(1) ページ: 13-18

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] One-year predictors of decline in instrumental activities of daily living function among community-living elderly adults2020

    • 著者名/発表者名
      Soma M, Murata S, Nakano H
    • 学会等名
      International conference on nursing& health care 2020( Malaysia)
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 地域在住高齢者における1年後の手段的日常生活動作低下と身体機能との関連2019

    • 著者名/発表者名
      相馬正之、村田伸、 堀江淳、 白岩加代子、安彦鉄平
    • 学会等名
      第24回日本基礎理学療法学会学術大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 足関節固定ベルトの有無による足趾把持力および足趾圧迫力と身体機能との関係について2017

    • 著者名/発表者名
      相馬正之、村田伸、甲斐義浩、中江秀幸、佐藤洋介、太田尾浩、村田潤
    • 学会等名
      第52回日本理学療法学術大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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