研究課題/領域番号 |
17K12418
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所) (2022) 名寄市立大学 (2021) 東北大学 (2017-2020) |
研究代表者 |
大村 千晶 (安藤千晶 / 安藤 千晶) 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (60645919)
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研究分担者 |
尾崎 章子 東北大学, 医学系研究科, 教授 (30305429)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 高齢者 / 慢性疼痛 / 訪問看護師 / 疼痛マネジメント / 認知症 / 在宅 / フレイル / 地域 / 疼痛 / 教育プログラム / 観察尺度 |
研究成果の概要 |
研究者は自ら痛みを訴えられない高齢者のための痛み行動観察尺度:日本語DOLOPLUS-2尺度の臨床への普及に向け、尺度の開発過程の検討、また熟練看護師らにインタビューした結果、「いつもの状態」をベースラインとして評価できる在宅での活用が明らかになった。さらに全国調査を実施し9割の訪問看護師が認知症高齢者の疼痛マネジメントに自信がないと回答し、改めて教育の必要性が明らかとなった。「高齢者の非がん性慢性疼痛のケア」に焦点を当て、臨床家と共著で論文投稿することで理解を深めた。今後は訪問看護師を対象とした痛みの表出が困難な高齢者の慢性疼痛に関する教材作成に向け、フローチャートの作成を行っていく。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られた知見を基に「認知症高齢者の苦痛・苦悩を軽減する~アセスメントと支援のポイント~」としてまとめた(2023年7月コミュニティケア)。痛みをアセスメントする際にも第一に認知機能障害に伴う生活障害の程度を見極めること、またデルマトーム・痛みの分類など慢性疼痛に関する知識、認知症高齢者のPathwayの特殊性、さらに在宅認知症高齢者の疼痛評価の特徴と支援のポイントをまとめることができた。
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