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介護保険施設における糖尿病患者のアドヒアランス維持に資するケア評価尺度開発と検証

研究課題

研究課題/領域番号 17K12419
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 高齢看護学
研究機関秀明大学 (2019-2022)
淑徳大学 (2017-2018)

研究代表者

松田 直正  秀明大学, 看護学部, 講師 (60376176)

研究分担者 瀬戸 奈津子  関西医科大学, 看護学部, 教授 (60512069)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2022年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード介護保険施設 / 糖尿病 / アドヒアランス / 協働 / 多職種
研究実績の概要

糖尿病の治療は食事・運動・薬物療法が基本であり、高齢者も同様である。インスリン依存状態の入所者にはインスリン療法を行い、インスリン非依存状態の入所者には食事・運動療法、必要に応じて薬物療法を行うことが前提となる。
本研究の結果、介護保険施設において合併症を防ぐことと、入所者と介護者の負担を軽減することの両軸をもとにケアが行われていることが示唆された。また、介護保険施設入所により入所者は生活習慣の改善がはかられ、薬剤が減らせる可能性が高まること、介護保険施設における医療従事者の配置が薬物アドヒアランスに影響を及ぼすことが示唆された。とりわけ、薬剤師の配置がある場合、不適切な薬剤の使用や多剤併用等を未然に防ぎ、薬剤の適正化に資する活動が期待できる。実態としては薬剤師が配置されていることは多くないため、人員配置についての検討が求められる。具体的には、介護保健施設には薬剤師がいる施設として介護医療院および定数300名以上の介護老人保健施設等と、それ以外の薬剤師が不在の施設があるが、現状では薬剤師が不在の介護保険施設が多数を占める。また、介護保険の包括化の影響を受け、選択できる薬剤に制限があるため、改善が求められる。さらに、入所者に対する薬剤の説明が現状では不十分であることが示唆されたため、入所者の個別性に配慮した、最大限のアドヒアランス向上のための活動が介護保険施設に求められる。この実現には、介護保険施設における医療従事者の配置について検討することが必要である。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-12-28  

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