研究課題/領域番号 |
17K12425
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
|
研究機関 | 大東文化大学 |
研究代表者 |
村松 由紀 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 教授 (10348097)
|
研究分担者 |
甲賀 ひとみ 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 特任講師 (00790388)
琉子 友男 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 教授 (70111440)
杉森 裕樹 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 教授 (20276554)
田中 博史 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 教授 (80311992)
太田 眞 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 教授 (60176899)
須佐 公子 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (90383116)
奥平 寛奈 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 講師 (90756785)
郷原 志保 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 特任助手 (90757527)
高瀬 寛子 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 助手 (80827981)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 地域包括ケアシステム / アクションリサーチ / 介入プログラム / 協働学修 / 社会人基礎力 / 世代間協働 / 教育介入プログラム / 健康寿命 / まちづくり / 介護予防 / ソーシャルキャピタル / フレイル / ソーシャル・キャピタル / エイジング・イン・プレイス / 地域包括ケア / 看護基礎教育 / 地域協働型介護予防 / リハビリテーション看護 |
研究成果の概要 |
アクションリサーチ介入から同地域に生きる学生と高齢者が共に学びあう教育プログラム作成とその活動から学生の社会人基礎力への関係を探索した。大学生と65歳以上近隣在住者を編成、数か月おきに講義・グループワーク、フィールドワーク等から相互理解・信頼関係形成、地域特性理解、加齢変化理解等を学修し、併せて経産省提唱枠組を参考に社会人基礎力を評価した。その結果、世代間の信頼関係構築と地域特性の理解が促進された。学生は加齢に伴う変化の理解とフレイル予防の重要性、高齢者は学生と共に学ぶ事への感謝と日々生きる活力を得た。学生の社会人基礎力発達との関連は「働きかける力」、「課題発見力」、「傾聴力」に強く影響した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2025年問題の主役『高齢者』と『主役を支える担い手』の両者が共有する課題点を明らかにし学修するアクションリサーチによる介入プログラムの構築である。多世代との交流が希薄な学生と65歳以上のアクティブシニアとの実践的な協働学修は、相互理解と世代間の関係構築が促進される。継続的な実施により地域包括ケアシステムの共生社会において互いが構成員であり当事者同士であるという紐帯が形成されれば社会的意義は大きい。学生は将来、職場や地域における多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的能力の「働きかける力」、「課題発見力」、「傾聴力」の発達に関連し、高齢者は学生と共に学ぶ事へ感謝し、日々生きる活力を得た。
|