研究課題/領域番号 |
17K12431
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 大阪医科大学 |
研究代表者 |
久保田 正和 大阪医科大学, 看護学部, 准教授 (80452267)
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研究分担者 |
樋上 容子 大阪医科大学, 看護学部, 講師 (60706927)
上山 ゆりか 藤田医科大学, 保健衛生学部, 講師 (20773154)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 認知リハビリテーション / 脳活動計測装置 / かかわり / 看護ケア / 携帯型脳活動計測装置 / 認知症 |
研究成果の概要 |
認知リハビリテーション実施中における看護師のかかわりの効果について、近赤外線分光法(fNIRS)を用いて評価した結果、看護師の介入中は脳血流量の変動が大きく見られ、看護師のかかわりが脳を賦活化させ、認知リハビリテーションの効果を促進する可能性を示唆した。本研究では、効果が見えにくく曖昧な評価のまま、ほぼ一律に行われてきた認知リハビリテーションについて、その効果を可視化し、看護師のかかわりによって、その効果をより増大させることを示した。特に客観的な科学的データを用いて「適切なかかわり」が脳血流量の増大に寄与する可能性を示したことは極めて重要な点である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
効果が見えにくく曖昧な評価のまま、ほぼ一律に行われてきた認知リハビリテーションについて、その効果を可視化し、看護師のかかわりによって、その効果をより増大させることを示した点については、今後の認知リハビリテーションの実施に対する看護師の取り組み方に示唆を与えた。客観的な科学的データを用いて「適切なかかわり」が脳血流量の増大に寄与する可能性を示したことは学術的意義として極めて重要な点である。
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