研究課題/領域番号 |
17K12433
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
|
研究機関 | 神戸女子大学 (2018-2019) 藍野大学 (2017) |
研究代表者 |
笹谷 真由美 神戸女子大学, 看護学部, 准教授 (50435327)
|
研究分担者 |
長畑 多代 大阪府立大学, 看護学研究科, 教授 (60285327)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 特別養護老人ホーム / 看護実践能力尺度 / 看護師 / 看護実践能力 / 尺度開発 / 内容妥当性 / 老年看護学 |
研究成果の概要 |
本研究は,特別養護老人ホーム(以下,特養)における看護実践能力尺度を開発し,信頼性と妥当性を検討することを目的とした。概念分析,半構造化面接法で得られたデータを基に尺度項目を作成し,表面・内容妥当性を検討した結果,特養における看護実践能力尺度原案を作成した。全国の特養194施設の看護師603名を対象に無記名自記式質問紙調査を行い,基準関連妥当性の検討,内的一貫性と安定性を検討した。その結果、特養における看護実践能力尺度の信頼性および妥当性が確認された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
特別養護老人ホーム(以下、特養)における看護実践能力尺度は、これまで看取りにおける看護実践能力や、多職種連携に関するものはみられたが、看護実践能力全般を測定する尺度は開発されていなかった。研修にも参加しづらい環境にある特養の看護師にとって、実践能力を測定する尺度の活用は、自己の能力を定期的に把握することにつながる。また、自己評価は課題の明確化も可能とし、それにより自己研鑽への意欲へとつながる。 また、尺度全体や下位尺度の点数をみることで自己評価ツールとして用いることができる。下位尺度の点数を確認し,どの看護実践能力を強化する必要があるかを認識することで,研修を必要とする内容把握も可能である。
|