研究課題/領域番号 |
17K12434
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 四條畷学園大学 (2017-2018, 2020-2021) 神戸女子大学 (2019) |
研究代表者 |
記村 聡子 四條畷学園大学, 看護学部, 准教授 (70454725)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 地域連携研修 / アクションリサーチ / 移行理論 / アククションリサーチ / 看護管理職 / エンパワメント / 役割移行 / CBPR / エンパワーメント / workshop / 看護学 |
研究成果の概要 |
本研究では、看護師が、住民や多職種とパートナーシップを形成し、「高齢者が住み慣れた地で自分らしく暮らし続ける」ための看護を推進することを目的としたアクションリサーチを展開した。中山間地域で展開したアクションでは、病院で働く若手看護師を対象とした研修プログラムを作成し、その実施・評価を行った。さらに、アクションプロセスにおける研究参加者の変化を個と集団の視点より分析を行い、住民と専門職とが協働活動を行う上での示唆を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本プロジェクトで開発した研修プログラムは、地域の課題を明らかにすることから開始しているため、その内容は、地域性を反映したものといえる。また、研究参加者らが開発者の思いを込めた研修プログラムを完成させ、研修では自らが講師や、研修生の役割モデルとして活躍しており、研修の成果は高まったと考える。さらに、このプロジェクトにおける研究参加者の「個」と「集団」における変化を明らかにしている。これは、他の地域で同様の取り組みを行うための基礎データとして活用することができる。今後、地域包括ケアシステムの構築に向けて看護師の役割拡大を検討するうえで、移行期を支援するデータとしても活用できる。
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