研究課題/領域番号 |
17K12448
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 仙台青葉学院短期大学 (2020-2023) 山形大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
東海林 美幸 仙台青葉学院短期大学, 看護学科, 講師 (90735911)
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研究分担者 |
小林 淳子 仙台青葉学院短期大学, 看護学科, 教授 (30250806)
古瀬 みどり 山形大学, 医学部, 教授 (30302251)
鈴木 達哉 山形大学, 学内共同利用施設等, 講師 (10727514)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 訪問看護師 / 実習指導 / 困難感 / ICT / 職務経験 / 自己効力感 / 在宅看護実習 / 支援プログラム / 在宅看護実習指導 / 介入調査 / 教育プログラム / アプリ |
研究実績の概要 |
訪問看護師の実習指導上の困難感への対応として、ICTによる在宅看護実習指導支援プログラムの検証について論文を投稿した。【研究目的】訪問看護師の実習指導上の困難に対する教育支援にあたり,時間的・空間的制約のないICTを活用した在宅看護実習指導支援プログラムを構築し効果を検証することを目的とする。【研究方法】ソーシャルサポートに基づく在宅看護実習指導支援プログラムを作成し、訪問看護師の実習指導上の困難感に関するベースライン調査,介入後調査をウェブにより実施した。【結果・結論】訪問看護師は在宅看護実習指導上の困難感を抱えていた。支援プログラム配信後に困難感得点が有意に低下したのは「やる気がない学生への指導」「いまどきの若者への指導」だった。支援プログラムは入手者247名から拡散されユーザー数は1094件と拡大した。 つぎに、訪問看護師の在宅看護実習指導上の困難感の実態と自己効力感・職務経験との関連について論文を投稿した。【研究目的】訪問看護師の在宅看護実習指導上の困難感の実態と自己効力感・職務経験との関連を明らかにする。【研究方法】ウェブ調査による横断的研究で、全国の実習指導に従事する訪問看護師を対象とした。筆者らの質的研究で明らかにした訪問看護師の在宅看護実習指導に対する困難感13項目と、自己効力感・職務経験との関連を確認した。【結果および結論】訪問看護師は在宅看護実習指導上の困難感を抱えており、世代の異なる学生の理解や短時間の実習で学生と相互に関係性を構築することなど、訪問看護師の経験や努力では解決できない項目で高まる可能性が考えられた。訪問看護師の在宅看護実習指導上の困難感は職務経験、自己効力感により実習指導上の困難感に対応している可能性が考えられた。
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