研究課題/領域番号 |
17K12462
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
河村 奈美子 (大西) 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (50344560)
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研究分担者 |
町田 佳世子 札幌市立大学, デザイン学部, 教授 (40337051)
岩本 祐一 大分大学, 医学部, 講師 (00734659)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | コミュニケーション / 患者ー看護師関係 / 精神看護 / 看護 / 治療的関係 / シミュレーション / マネジメント / 対象理解 / 教育 / 実践 / 関係構築 / 看護師-患者関係 / 看護学 / 精神看護学 / 看護教育 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、精神看護学におけるシミュレーション演習における看護学生の気づきや学びから評価を得ること、また、臨床指導者レベルにある看護師の患者ー看護師関係に関する意識を明確にすることである。シミュレーション演習の経験後の看護大学生の気づきや感想の記載内容や看護師のインタビュー内容をKHCoder Ver.3.0、質的帰納的分析により分析した。学生はシミュレーションの課題を繰り返し経験するにつれ、他者の視点を獲得し、観察により、場面を俯瞰する力を獲得していると考えられた。看護師は、経験を通して自分なりの距離感を獲得していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、精神医療の大きな課題としてはクライエンとの早期回復と社会参加、就労継続を積極的にすすめる高度な実践技術が要求され、看護学生もまた専門的で実践的な精神看護技術の学習を求められている。このような緊急の課題を踏まえ、本研究の成果は、精神看護学の演習の教育方法の検討、また学生の実習に対する過度の緊張感や恐怖心をどのように減らすことができるかという、実習導入として考える際の資料となる。さらに、新人教育や実践のさらなるスキルあプやトレーニングを構築する際の資料となると考えられる。
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