研究課題/領域番号 |
17K12465
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 長野県看護大学 |
研究代表者 |
有賀 美恵子 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (80586975)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 精神疾患 / 早期介入 / 連携支援 / 養護教諭 / 高校生 / 家族 / コーディネート / 地域ネットーワークづくり / 専門多職種 / アウトリーチ |
研究成果の概要 |
本研究では,精神疾患が疑われる高校生への早期介入に向けて,高校生と家族を支える養護教諭の効果的な援助方法と,養護教諭が支援に活用できる学校‐専門多職種連携支援モデルを開発することを目的に,高等学校養護教諭への調査を行った.その結果,精神疾患が疑われる高校生と家族への養護教諭の連携支援について,(1)連携支援を困難にしている要因,(2)養護教諭が専門機関につなぐ判断をした生徒の情報,(3)専門機関との連携を促進する要因,(4)養護教諭による支援の工夫が明らかとなった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
精神疾患が疑われる高校生を支援している養護教諭は6割を超えており,医療や支援を必要とする生徒は多くの学校に存在している可能性がある.そうしたなか,本研究では,精神疾患が疑われる高校生の早期介入を導く養護教諭の役割,養護教諭が専門機関へつなぐ際の判断の指標となる生徒の状態像,学校と専門多職種との連携を推進するための方策を示した.これらの知見は,学校と専門多職種との連携を推進するための重要な視点であり,支援への活用が期待できる.
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