研究課題/領域番号 |
17K12466
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 関西国際大学 (2020-2022) 日本赤十字豊田看護大学 (2019) 静岡県立大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
今福 恵子 関西国際大学, 保健医療学部, 准教授 (80342088)
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研究分担者 |
鈴木 俊文 静岡県立大学短期大学部, 短期大学部, 准教授 (60566066)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 重度難病患者 / 災害時支援 / 自助力 / VR / 難病患者 / 災害支援 / 災害対応訓練プログラム / 仮想空間 / 災害支援マニュアル / 難病看護 / 災害看護 / 災害時対応訓練 / 3Dソフト |
研究成果の概要 |
本研究は、重度難病患者に対する災害対策に有用な「重度難病患者における災害時対応訓練プログラムの開発」を目的に、3次元(3D)ソフトを活用した家庭内DIGと仮想現実(VR)空間体験と簡略化した訓練シート開発を目的とする。そのためVRゴーグルを装着したALS療養者に災害時家庭内DIG内を移動する空間体験を行い、家屋の被害想定、危険個所の認識ができた。その結果、災害時の人工呼吸器使用不可など災害時のリスクが明らかになり、療養者・家族が主体的に訪問介護員向けの蘇生バッグ加圧の体験会を行い、「人工呼吸器装着中の療養者の災害経過と搬送の目安」と①物品準備②日頃からの練習の項目入り訓練シートを開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、災害時避難行動要支援者である、重度難病患者に対し、よりリアリティのある家庭内 DIG や VR 体験により、難病患者が災害時に自宅で生活するためにどうすればよいか主体的に想像し災害に対する自助力向上につながる。さらに、医療福祉専門職も、重度難病患者の災害時支援について療養者・家族とともに対策を考えることができ、自助力向上により災害時に大混乱の病院に搬送ではなく自宅での生活の選択が可能となる。
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