研究課題/領域番号 |
17K12468
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
山田 浩雅 愛知県立大学, 看護学部, 准教授 (60285236)
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研究分担者 |
糟谷 久美子 愛知県立大学, 看護学部, 助教 (10553357)
戸田 由美子 愛知県立大学, 看護学部, 教授 (60325339)
中戸川 早苗 北里大学, 看護学部, 准教授 (60514726)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 精神保健教育 / メンタルヘルスリテラシー / 学校保健 / 精神疾患教育 / 思春期 / 精神疾患 / 教育支援 / 教員支援 / 教育学 / 看護学 / 医療・福祉 / 社会医学 |
研究成果の概要 |
2022年4月から高校の保健の教科書に,40年ぶりに「精神疾患」の項目が入り,新たな精神保健(メンタルヘルスリテラシー:MHL)教育が始まった.本研究の目的は,将来精神保健の実施が予測される小・中学生の保健を担当する教員に, 教育の現状や希望等を明らかにすることである.調査結果411名の回答から,精神疾患の授業を「していない」が72%.MHL教育を進んで対応はしないとしつつも,将来の実施に35%の教員が「不安」と回答し,専門的サポートを活用したいと「思う」「少し思う」が91%.精神疾患について殆ど知らない教員は,専門知識や有用なコンテンツの提供,医療従事者と連携したMHL教育が必要と示唆した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2022年,高校で40年ぶりに新たな精神保健(MHL)教育が始まった.日本において精神保健の大切な転換期であると考える. 本研究は,将来MHL教育の実施が予測される小・中学校の教員にこの教育への考えを調査した. 教員自身のMHLの理解、教員養成の時期からMHLの実施や専門的教育支援の必要が問われ, MHL教育が思春期から広く啓発され,様々な障害への社会の偏見の改善や受療行動の促進が重要となる.
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