研究課題/領域番号 |
17K12471
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022) 大阪市立大学 (2017-2021) |
研究代表者 |
河野 あゆみ 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (20401961)
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研究分担者 |
松田 光信 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 教授 (90300227)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 精神障害者 / ストレングス / 精神科看護 / 精神看護 / プログラム / トレーニング |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、看護実践においてストレングスの視点を活用することのできる精神科看護師を育成するための、実用可能なトレーニングプログラムを開発することである。プログラムは、講義編と演習編で構成し、教材には概念分析の結果を踏まえて独自に作成したテキストとワークシートを用いた。対象者は、大阪府の精神科病棟に勤務する看護師とした。調査内容は、基本属性と成果指標で構成し、データ収集は、参加1ヶ月前・参加直前・参加1ヶ月後に行った。結果、18名の参加者を得られ分析対象は15名となった。分析の結果、参加前に比べ参加後にストレングス志向の支援態度が有意に向上した(p<.01)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の対象者が本プログラムに参加した後に、ストレングス志向の支援態度を高めていたことから、本プログラムは看護師のストレングスの視点を活用した実践に必要な基礎的な能力を培うことに役立つものであると考える。今後もデータを蓄積し、プログラムを洗練させると共に本プログラムを継続的に実施することにより、ストレングスの視点を活用した実践が出来る看護師を多数育成することができれば、精神疾患患者のリカバリーの実現に寄与できる可能性がある。
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