研究課題/領域番号 |
17K12481
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 福岡国際医療福祉大学 (2021-2022) 国際医療福祉大学 (2017-2020) |
研究代表者 |
白石 裕子 福岡国際医療福祉大学, 看護学部, 教授 (50321253)
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研究分担者 |
田上 博喜 宮崎大学, 医学部, 助教 (00729246)
國方 弘子 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (60336906)
齋藤 嘉宏 令和健康科学大学, 看護学部, 特任講師 (90807413)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 精神科訪問看護師 / 認知行動療法 / スーパーバイズ / ストレングス / 精神科訪問看護 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、地域における精神障碍者のセルフマネジメント能力を高める精神科訪問看護師の認知行動療法(以下CBT)を用いたケアを促進するために、訪問看護師へのCBTのスーパーバイズ(以下SV)を実施し、その効果を検証することである。 研究方法:6か所の訪問看護師を対象にSV介入群11名と通常ケア群10名に分け、SVの効果を地域に暮らす精神障碍者の症状の変化を検証することで明らかにした。 結果:SV群は通常ケア群に比べて、EQ-5D-5Lの数値が有意に高く、GAD-7の数値が有意に低下し、QOLの向上と不安の軽減に有効であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、精神障碍者の地域包括ケアを促進する人材としての精神科訪問看護師に焦点を当て、地域に暮らす精神障碍者のQOLの向上と症状のセルフマネジメントを促進するためのスキルとしての認知行動療法(CBT)の焦点を当てた。 精神科訪問看護師は地域に暮らす精神障碍者に対してCBTの実践を行いたいという希望があるが、実践に際してCBTをどのように実践したらよいかに戸惑う看護師も多かった。そのための方策として実践をサポートするスーパーバイズに着目し、その効果を介入群と通常ケア群で比較した研究でその効果が実証できたと考える。
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