研究課題/領域番号 |
17K12484
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
|
研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
小川 典子 順天堂大学, 保健看護学部, 教授 (30621726)
|
研究分担者 |
藤尾 祐子 順天堂大学, 保健看護学部, 准教授 (60637106)
酒井 太一 順天堂大学, 保健看護学部, 准教授 (50363734)
榎本 佳子 (黒川 佳子) 順天堂大学, 保健看護学部, 講師 (20637102)
鈴木 江利子 順天堂大学, 保健看護学部, 講師 (10805443)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 地域医療連携 / 地域包括ケアシステム / 在宅療養移行支援 / ICT活用 / 情報共有システム / 多職種連携 / 退院支援看護師 / 訪問看護師 / ICT活用情報共有 / 退院支援 / 訪問看護 / 在宅看護 / 情報の連携システム / 連携尺度 / 顔の見える関係性 / 多職種間の相互理解 / 地域のリソース / ICT情報共有の質 |
研究成果の概要 |
地域の医療介護福祉における多職種連携を日頃から実施している訪問看護師、退院支援看護師らを中心に関係多職種との連携を「連携尺度」で評価した。病院から在宅療養への移行支援が地域包括ケアシステムのボトルネックと捉え、急性期病院の退院支援看護師と地域の訪問看護師の情報共有に着目し、ICT活用による情報共有の「質」が地域連携・協働実践の専門職者連携に影響することを検証した。「静岡ネット」情報共有システムを取り入れたケアグループとそれ以外のグループを比較検討した。質的記述的研究デザインにより内容分析を行い、テキストマイニングソフトを用いて統計的テキスト解析により可視化し、有効性・効率性の是非を検証した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、病院から在宅への移行支援が、地域包括ケアシステムでのボトルネックと捉え、在宅療養移行の困難事例や医療依存度の高い事例に関係する退院支援看護師および訪問看護師を対象として、地域を巻き込んだ多職種間の医療連携における『情報共有の質』が地域連携・協働実践の専門職者連携に影響することを検証した。 情報共有システムを取り入れた「医療モデルから生活モデルへ」連携・協働実践IPWモデルの構築により、コストの効率化、サービスの改善、在宅療養者のQOLの質の改善等に貢献する。本モデルと先行研究の専門職連携教育とを連動させ、看護系大学を中心としたコミュニティケアシステムとして高齢地域社会に浸透させる。
|