研究課題/領域番号 |
17K12490
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
春日 広美 東京医科大学, 医学部, 准教授 (30269295)
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研究分担者 |
太田 浩子 東京工科大学, 医療保健学部, 准教授 (30583934)
遠山 寛子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (10433989)
岩田 尚子 東京医科大学, 医学部, 助教 (30422752)
久長 正美 東京医科大学, 医学部, 助教 (60805406)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 在宅看護シミュレーション / eラーニングシステム / 在宅看護教育 / 訪問看護 / 在宅療養者 / eラーニング / 分岐型ストーリー / コンテンツ開発 / 在宅療養者の生活 / 在宅看護におけるアセスメント / 在宅看護シミュレーション学習 / 教材開発 / 教育効果測定 / eラーニングコンテンツ / 訪問看護場面 / 在宅看護学の教育 / 分岐シナリオ / シミュレーション教材開発 / シミュレーション教育の評価 |
研究成果の概要 |
看護学生が在宅療養者の生活をイメージし、また、看護アセスメントの重要性を理解するために、eラーニングシステムを活用したストーリー分岐型の在宅看護シミュレーションコンテンツを開発し、学生に提供して教育評価を行った。全7話中68.47%の学生が最終話まで利用した。利用後の授業・実習内提出物を資料として分析した結果、どの資料でも「生活」は頻出語であった。「アセスメント」は後半の資料ほど少ないが、資料間のサブカテゴリーを比較すると、アセスメントに関連する多様な表現へ発展していた。個人内変化では学びのプロセスに3つのパターンがあった。在宅看護教育の初期にコンテンツを利用することは有用である可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
開発したコンテンツの最大の特徴は、分岐型ストーリーによって、看護活動が在宅療養者にどのように影響するのかをシミュレーションで体験できる点にある。もし誤った選択肢を選ぶと、療養者の悪化をまねくことを疑似的に体験する。これは「失敗からの学び」であり、臨地実習などでの、実際の療養者とのかかわりの中では学習することが難しい。また、eラーニングシステムを活用したことで、期間内ならどこからでもアクセスして学習できる。他の専門分野では分岐型ストーリーのコンテンツがあるが、看護分野での実践的な今回のシステムの開発は見当たらない。ストーリーを変えれば、他の専門分野でも作成可能であり汎用性が高い。
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