研究課題/領域番号 |
17K12494
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 湘南医療大学 |
研究代表者 |
片山 典子 湘南医療大学, 保健医療学部看護学科, 教授 (40612502)
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研究分担者 |
荒木田 美香子 川崎市立看護短期大学, その他部局等, 教授 (50303558)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 青年期 / 臨界期 / 統合失調症 / 精神科訪問看護師 / 教育プログラム / 開発 / 訪問看護師 |
研究成果の概要 |
本研究では、初回精神病エピソードから5年以内の臨界期(以下、臨界期)の青年期統合失調症者の訪問ケアに困難を感じている訪問看護師を対象にした「青年期統合失調症者の臨界期に訪問看護を提供する訪問看護師のための教育プログラム」(以下、プログラム)を構築し、実施・評価したうえで、プログラムを開発した。開発したプログラムは、7つの内容で構成した。さらに有用性を実践の訪問看護を行う場で実証的に検証を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1)先行研究では、精神科臨床経験がない訪問看護師を対象に関係構築や態度の形成を促す教育プログラムはあるが、臨界期の統合失調症者に関したものや青年期統合失調症者の訪問看護を提供している訪問看護師の教育プログラムを明らかにしたものはない。 2)臨界期は、最も脆弱性が高く、自傷や自殺、触法行為、再発、家族機能の低下などさまざまな問題が生じやすい時期である。この時期の訪問ケアが適切に提供されることは「治療中断」を防ぐことに繋がり、対象者や家族の安寧を保つことにもつながる。また安定した地域生活を送ることは、入院医療費の削減につながる重要な点である。
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