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統合失調症者の生活のしづらさに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K12502
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 高齢看護学
研究機関摂南大学

研究代表者

山本 智津子  摂南大学, 看護学部, 准教授 (30511589)

研究分担者 眞野 祥子 (真野 祥子)  摂南大学, 看護学部, 教授 (90347625)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード統合失調症 / 生活のしづらさ / 地域生活支援 / 看護学
研究成果の概要

本研究は就労移行支援および就労継続支援A・B型事業所に通所している統合失調症者が体験している生活のしづらさの実態を把握し、地域生活支援のあり方を提言することを目的に13名にインタビュー調査を実施した。
分析の結果、体験している生活のしづらさとして、【発病による生活力の低下】【困難を伴うサービス利用】【相互にかかえる精神疾患や精神障害者に対する偏見・差別】【対人関係構築への難しさ】【制約の多い就労】【社会生活スキルの獲得の難しさ】の6カテゴリーが生成された。そのため行政機関や専門職の支援に加え、精神障害者自らの経験知を活かし発揮するピアサポーターによる支援の重要性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究によって就労移行支援および就労継続支援A・B型事業所に通所している統合失調症者が実際に体験している生活のしづらさが明らかになった。それらを踏まえ、既存の精神保健医療福祉施策および支援の見直しや新たな支援開発、また支援を要する統合失調症者と同じ視点を持つピアサポーターによる支援により、生活の質の向上や、更なる精神障害者の雇用促進に寄与すると考える。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 2017

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 早期離職した精神障害者における就労時の困りごとに関する一考察2018

    • 著者名/発表者名
      山本智津子、眞野祥子、目良宣子
    • 雑誌名

      日本看護学会論文集:慢性期看護

      巻: 48号 ページ: 271-274

    • NAID

      40021498129

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 早期離職した精神障害者における就労時の困りごとに関する一考察2017

    • 著者名/発表者名
      山本智津子
    • 学会等名
      第48回日本看護学会-慢性期看護ー学術集会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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