研究課題/領域番号 |
17K12507
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 武庫川女子大学 |
研究代表者 |
寳田 穂 武庫川女子大学, 看護学部, 教授 (00321133)
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研究分担者 |
夛喜田 惠子 愛知医科大学, 看護学部, 教授 (50226966)
高間 さとみ 鳥取大学, 医学部, 講師 (90588807)
谷口 俊恵 武庫川女子大学, 看護学部, 助教 (20757455)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | アディクション / 看護職者 / 支援プログラム / 感情 / 価値観 / 看護職者支援 / 薬物依存症 / 看護師への支援 / 支援モデル |
研究成果の概要 |
アディクション看護において、看護職者は、共感疲労や二次的外傷性ストレスに陥り、怒りや無力感、孤立感といった苦しい感情を抱きやすい。看護職者への支援は不可欠であり、これまでに、「アディクション問題にかかわる看護職者支援モデル」を作成した。今回は、支援モデルに基づき支援プログラムを作成・実践し、参加者への質問紙やインタビュー調査を行い、評価した。その結果、プログラムの効果が認められ、アディクション看護においては、個人の価値観の重要性が示唆された。価値観の揺れは、看護職者にとって困難な体験であり、支援においては、価値観の揺れとどう向き合い、そのプロセスをどう支えるかが重用であると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アディクション問題へのかかわりにストレスを感じている看護職者は少なくない。しかし、そういった看護職者への支援に焦点を当てた研究は、見いだせなかった。本研究によって、看護職者への実践的な支援プログラムが開発されることで、看護職者以外にも、アディクション問題にかかわることの多い人々への支援研究へと学際的な発展が期待される。本研究結果の直接的な意義としては、支援プログラムが開発されることにより、看護職者支援の一方法を示すことができ、支援プログラム実践によって、看護職者のストレスの軽減・精神的成長につながり、依存症者の回復支援やアディクション問題への取り組みの促進につながる可能性がある。
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