研究課題/領域番号 |
17K12510
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 日本赤十字九州国際看護大学 (2020-2021) 関西福祉大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
小野 ミツ 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 教授 (60315182)
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研究分担者 |
佐々木 明子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 教授 (20167430)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 認知症高齢者 / 介護者 / 対人距離 / 在宅介護 / 高齢者虐待 / 介護継続要因 / 対人距離評価表 / 高齢者 / コーピング / 介護状況評価 / 対処 / 要介護高齢者 / 介護家族 / 介護評価 / 虐待 / 看護学 |
研究成果の概要 |
認知症者を在宅で最期まで介護した家族7人の語りから、介護継続要因として5つのカテゴリーが抽出された。《背負っていたしがらみを捨てる》《深い悲しみへの気づき》《介護の覚悟》《受け入れてくれる人の存在》《社会とのつながり》であった。 認知症高齢者の介護者82名に「要介護者に対する対人距離評価票」テストを実施した。その結果、長い距離をとる人は、介護負担感がある、介護が苦痛であるに有意な関連がみられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
認知症者を在宅で最期まで介護できる要因は、《背負っていたしがらみを捨てる》要介護者の《深い悲しみへの気づき》《介護の覚悟》《受け入れてくれる人の存在》《社会とのつながり》であり、自尊感情を高めていた。対人距離評価票は、高齢者虐待に要因である介護者と要介護高齢者の人間関係や介護負担感、介護への思いなど介護状況を捉える方法として有効であり、虐待の早期発見、虐待防止に活用できると考えられる。
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