研究課題/領域番号 |
17K12511
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 兵庫医療大学 |
研究代表者 |
久保田 真美 兵庫医療大学, 看護学部, 助教 (60759752)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 認知症高齢者 / 独居生活 / アセスメントツール / デルファイ法 / 継続 / 認知症 / 独居高齢者 / 独居 |
研究成果の概要 |
近年、独居生活を送る認知症高齢者は増加している。認知症の進行に伴い、独居生活が困難になっていくが、「もう独居生活ができない」と判断することも不可能な状況になってくる。本研究では、デルファイ法を用いて「認知症高齢者の独居生活継続のアセスメント35項目」を開発した。 このアセスメントツールは、地域で働いている専門職(介護支援専門員、訪問看護師、訪問介護員)が活用することで、共通の認識でアセスメントを行い、支援の方向を考えることができる。また、自己での意思決定が困難な認知症高齢者が、適切な時期に適切な場所へ移行することができると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
認知症高齢者の独居生活に関して、本人が自宅での独居生活を希望していても、認知症の進行とともに、健康管理や安全の確保が困難になったり、近隣とのトラブルや介護拒否などから、継続が困難になってくる。しかし、独居生活の限界に関しての指標などはない。本研究でデルファイ法を用いて「認知症高齢者の独居生活の継続アセスメント35項目」を開発した。このツールは、独居生活の実態を捉え、独居継続が可能か不可能かを本人と支援者が検討していく際に活用できると考える。本人の困りごとや要望を確認しながら、共通の認識でアセスメントして支援や方向性を考えることで、1日でも長く本人の希望する生活継続が可能になると考えられる。
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