研究課題/領域番号 |
17K12518
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 福岡女学院看護大学 |
研究代表者 |
藤野 ユリ子 福岡女学院看護大学, 看護学部, 教授 (90320366)
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研究分担者 |
山崎 不二子 福岡女学院看護大学, 看護学部, 教授 (20326482)
田中 理子 九州大学, 薬学研究院, 特任助教 (20648480)
豊福 佳代 福岡女学院看護大学, 看護学部, 講師 (50737195)
平川 善大 福岡女学院看護大学, 看護学部, 助教 (90784819)
吉川 由香里 福岡女学院看護大学, 看護学部, 助教 (80828111)
八尋 陽子 福岡女学院看護大学, 看護学部, 教授 (70584720)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | シミュレーション教育 / 看護教育 / コミュニケーション / 看護基礎教育 / 看護学生 / 精神看護 |
研究成果の概要 |
対人関係を基盤とする看護職にとって患者の精神的ケアは重要な役割である。しかし、近年は医療の高度化や疾病構造の複雑化により、看護学生が臨地実習で体験できる機会が少なくなり患者と直接コミュニケーションをとる機会も減っている。このような背景から、本研究では看護学生が精神的ケアを学ぶシミュレーションプログラムを構築し、実習前のトレーニングに活用しその有効性を検証した。 その結果「このプログラムは効果的だった」といった指導法に関する満足度が高く「緊張感のある場面からの学び」「グループ学習による客観的な気づき」などリアルな場面から緊張感を持ちメンバーと学び合うプログラムの有効性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医療の高度化に伴い看護実践能力向上が求められる。一方、臨地実習では患者の権利と医療安全の見知から侵襲を伴う直接ケアの機会は減少している。特に精神的ケアは、看護技術の基本であるが、SNSによるコミュニケーションを多く使っている学生は、多様な背景を持つ方との治療的なコミュニケーションをトレーニングする機会がない。 そのため、本研究では模擬的な臨床場面の中で患者への精神的ケア場面のトレーニングを目的としたシミュレーションプログラムを構築した。開発したプログラムは、4段階で深めることができ、事前に繰り返しトレーニングすることが可能であるため、今後の看護教育の基本的な技術習得のために貢献すると思われる。
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