研究課題/領域番号 |
17K12527
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
|
研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
熊谷 有記 佐賀大学, 医学部, 准教授 (10382433)
|
研究分担者 |
室屋 和子 佐賀大学, 医学部, 准教授 (50299640)
田渕 康子 佐賀大学, 医学部, 教授 (90382431)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 看取りのパンフレット / 在宅ケア / 生活の質 |
研究成果の概要 |
本研究では,効果的な看取りのパンフレット使用方法をインタビュー調査も含めて明らかにする予定であったが,COVID-19の感染拡大にてインタビューが困難であった。そのため,全国の訪問看護ステーション管理者を対象とした質問紙調査をもとにモデル開発を行った。最終的に,患者要因・家族要因・組織要因から看取りのパンフレットの有益性を判断し,パンフレットの使用が家族と訪問看護師に肯定的か否定的であるかを評価し,終末期在宅ケアに活かすという循環モデルを作成した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看取りのパンフレットの有用性はこれまでの研究で認められているものの,看取りのパンフレットを使用した終末期在宅ケアモデルは開発されていない。さらに,がん患者の家族と非がん患者の家族に対する看取りのパンフレットの使用状況も明らかにされていない。本研究で作成した「看取りのパンフレットを用いた終末期在宅ケアモデル」は,家族と医療従事者に対する肯定的なアウトカムを得るための方略を具体的に示す重要な知見となりうる。
|