研究課題/領域番号 |
17K12531
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 岩手県立大学 |
研究代表者 |
工藤 朋子 岩手県立大学, 看護学部, 教授 (50305265)
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研究分担者 |
高岩 奈津美 岩手県立大学, 看護学部, 助教 (10806201)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 家族介護者支援 / 訪問看護 / 訪問看護情報提供書 / 遺族ケア / 遺族ケアアセスメント / 看護学 |
研究成果の概要 |
訪問看護師による終末期利用者の家族介護者への死別前・死別後調査、研究者による死別後の家族介護者健康調査から、死別後支援が必要な家族介護者を訪問看護師が予測する要因を抽出した。さらに、市区町村における訪問看護情報提供書の活用実態を明らかにし、利用者の死亡後も支援が必要な家族介護者を訪問看護師が見極め、保健福祉サービスとの有機的な連携を強化していくための課題について、訪問看護師研修会の実施により検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の訪問看護事業所における遺族ケアの状況は、制度としての位置づけが無く、アセスメントツールを用いるなどシステマティックには行われていなかった。本研究により、訪問看護師が、利用者が亡くなる前から死別後支援が必要な家族介護者を予測し、死別後優先的に接点をもち、適切な関係機関につなげられる可能性が示された。老老介護の末に死別後独居となる高齢家族介護者の増加が見込まれる中、充実した死別後の家族ケアが期待できる。
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