研究課題/領域番号 |
17K12532
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
横山 恵子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80320670)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 精神障害 / 家族 / 子ども / 家族学習会 / 家族会 / 精神障害者家族 / 家族による家族学習会 / プログラム開発 |
研究成果の概要 |
本研究は、精神障害を持つ親に育てられた、成人した子ども版「家族学習会」プログラムを開発し、子どもの体験を明らかにすることを目的とした。 さらに、子どもの支援のあり方、セルフグループの誕生、社会的活動への可能性を検討した。その結果、2018年に「精神疾患の親をもつ子どもの会(こどもぴあ)」が東京で設立され、2020年度時点で、東京、大阪、札幌、福岡、沖縄に誕生した。COVID-19の影響で、移動や対面での実施が困難となり、オンラインでの集いや家族学習会を開催して活動している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子ども版「家族学習会」経験者をコアグループとして設立された、「精神疾患の親を持つ子どもの会(こどもぴあ)」は、誰にも話せず、社会で孤立する成人した子どもたちを繋ぎ、互いに語り合うことで、生きづらさからの回復を支援する役割を担っている。また、子どもたちの体験を社会に発信することで、ヤングケラーとしての子どもの現状、精神障害をもつ親への育児支援や子ども支援の必要性を社会に訴える存在となっている。
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