研究課題/領域番号 |
17K12549
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 東邦大学 (2018-2023) 東京女子医科大学 (2017) |
研究代表者 |
渡辺 昌子 東邦大学, 看護学部, 助教 (90405613)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 食生活 / 大学生 / 健康教育 / スマートフォン / ソーシャルメディア / アプリ / 食生活リテラシー / スマートフォンアプリ / mHealth / スウェーデン |
研究成果の概要 |
本研究では、日本とスウェーデンの大学生の食生活改善を目指し、スマートフォンアプリの食事日記作成とソーシャルメディア機能による意見交換を組み合わせた1週間の食生活改善プロジェクトを実施した。 国内の大学生を対象とした調査(n=40)では、食生活関心点は調査参加直後に有意に上昇、食生活自己評価点は有意に低下した。対象者は気軽に楽しみながら参加し、相互交流により食生活への関心を深めたことが明らかになった。 対象群として中高年の地域住民を対象とし同調査を実施した(n=8)。食生活関心点・食生活自己評価点の推移は大学生と同様であったが、スマートフォンアプリを用いる際の技術的な課題が明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
わが国における生活習慣病予備群は年々若年化しており、若い世代からのライフスタイルの改善は緊急の課題である。青年期は生涯の健康づくりの基礎となる食生活の態度、知識、技術を身につける時期である一方、効果的な健康教育が難しい時期であり、対象者が主体的に自己の食生活を振り返り、改善意欲を高める支援方法の開発が課題となっている。本研究において、スマートフォンアプリおよびソーシャルメディアを活用した食生活改善に向けた取り組みが地域住民に広く有効であり、加えて特に若い世代にとって身近な方法であることが明らかになったことは、Mobile Healthを推進する公衆衛生学的な視座から社会的意義があると言える。
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