研究課題/領域番号 |
17K12551
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
橋本 智江 金沢医科大学, 看護学部, 准教授 (30515317)
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研究分担者 |
川島 和代 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (40157855)
平松 知子 金沢医科大学, 看護学部, 教授 (70228815)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 介護保険施設 / 入浴ケア / 援助者 / 労働負担 / ケア体制 / 介護・看護職員 |
研究成果の概要 |
本研究課題は、介護保険施設における入浴ケアが援助者におよぼす影響を可視化し、負担軽減に向けた入浴ケア体制を開発し評価することを目的として実施した。 その結果、入浴ケア援助者は200分以下のケア担当時間であれば、浴室温熱環境に適応できていることが明らかとなった。また、居室から浴室への誘導、着脱衣の介助、浴室内での介助などの役割を分担してケアを実施する方法よりも、援助者1人が1人の高齢者を担当し一連の行為すべてを担当する方法の方が、温熱環境から離れる時間がとれるため負担が少ないことが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで入浴ケアの暑さに関する知見はほとんどなく、熱中症対策については十分検討されていない現状であった。本研究の成果については、今後さらに検証を重ね、介護保険施設における入浴ケアに携わる職員の安全衛生教育の資料につなげていく。職員の安全が保障されることは、ケアを受ける利用者の安全・安楽につながり、質の高いケアを提供することになると考える。
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