研究課題/領域番号 |
17K12564
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
葛西 敦子 弘前大学, 教育学部, 教授 (80185735)
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研究分担者 |
佐藤 伸子 熊本大学, 大学院教育学研究科, 講師 (10226946)
山田 玲子 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (10322869)
福田 博美 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (90299644)
秋月 百合 熊本大学, 大学院教育学研究科, 准教授 (90349035)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | フィジカルアセスメント / 養護教諭 / 学校看護学 / 臨床判断 / 養護教諭養成教育 / 学校看護 |
研究成果の概要 |
養護教諭には,子どもの傷病に対して,「子どものからだをみる」フィジカルアセスメントを実践し,それに基づき的確な臨床判断を行い,救急処置を実践する能力が求められる。「養護教諭の臨床判断」 を明らかにするために,その測定用具を提案した。養護教諭への質問紙調査の結果,臨床判断の項目は31項目 ,4因子が抽出され,その信頼性・妥当性が検証された。さらに,養護教諭が臨床判断に取り組むときの関連要因 を明らかにした。また,「食物アレルギーの子どもがアナフィラキシーショックを発症した事例」のフィジカルアセスメント教育プログラムを開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「養護教諭の臨床判断」の測定用具を開発し,その信頼性・妥当性を検証し,養護教諭が臨床判断に取り組むときの関連要因を明らかにした。今までに,養護教諭の臨床判断に焦点を当てた研究のないことから,学術的に先駆的な研究結果である。また,「食物アレルギーの子どもがアナフィラキシーショックを発症した事例」のフィジカルアセスメント教育プログラムを開発した。本プログラムは養護教諭養成教育や現職養護教諭教育で実践することで,フィジカルアセスメントによる臨床判断に基づき救急処置ができるプログラムである。養護教諭としての専門性の向上につながり,子どもの健康を守るための養護実践力育成となる。
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