研究課題/領域番号 |
17K12573
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
有本 梓 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (90451765)
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研究分担者 |
田高 悦子 横浜市立大学, 医学部, 教授 (30333727)
大河内 彩子 (井出彩子) 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (70533074)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 乳幼児 / 母親 / 孤独感 / 社会的孤立 / プログラム開発 / 評価 / 尺度開発 / 調査研究 / 地域看護診断 / 都市部 / 公衆衛生看護学 |
研究成果の概要 |
都市部に暮らす乳幼児を育てる母親に対する社会的孤立予防と孤独感軽減に向けて、孤独感軽減プログラムと孤独感の評価指標を開発することを目的に、文献調査、インタビュー調査(母親39名、保健師・助産師・子育て支援施設職員・民生児童委員など延58名)、無記名自記式アンケート調査(乳幼児の母親1587名)を行った。孤独感の評価指標としてUCLA孤独感尺度第3版短縮版の妥当性と信頼性を示し、乳幼児の母親の孤独感と孤独感に関連する要因を明らかにした。文献と調査結果をまとめ孤独感軽減プログラムの試行計画案を開発した。調査自治体と協働し、孤独感についての調査結果に基づく周知啓発と子育て支援施策の検討を実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果の学術的意義は、1)UCLA孤独感尺度第3版短縮版が乳幼児を育てる母親(一般成人)における妥当性・信頼性・活用可能性を示した点、2)国内外で研究成果が少ない乳幼児を育てる母親の孤独感とその関連要因を明らかにした点である。社会的意義は、1)全世代の課題とされている社会的孤立と孤独感の評価方法を開発した点、2)乳幼児を育てる母親の孤独感および社会的孤立と孤独感に関連する要因を示した点、3)孤独感軽減に向けた対策案を当事者・支援者・自治体と協働で検討し、普及啓発や地域の子育て支援施策への反映を行った点である。
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