研究課題/領域番号 |
17K12575
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 福井県立大学 |
研究代表者 |
中谷 芳美 福井県立大学, 看護福祉学部, 教授 (90217753)
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研究分担者 |
坂部 敬子 福井県立大学, 看護福祉学部, 助教 (30547592)
梶田 悦子 中京学院大学, 看護学部, 教授 (50135373)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 介護予防 / 地域包括ケアシステム / 公衆衛生看護活動 / 看護学 |
研究成果の概要 |
地域で生活する65歳以上高齢者を対象にした量的調査と自助、互助、公助・共助グループを対象にした質的調査を統合した混合分析を行った。 介護予防を推進する地域包括ケアシステム構築に向けた公衆衛生看護活動の方法として「健康維持のための支援の充実」「能力活用の場の提供」「要支援家庭の見守りと支援の強化」「外出支援の強化」「地域の見守りの強化」「支え合う地域づくりの推進」「在宅介護サービスの充実」が明らかになり、自助、互助、公助・共助が協働して実践していく必要性が示唆された。これらは、公衆衛生看護活動の量的・質的な評価項目になると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢人口と要介護認定者が増加する中、高齢者が可能な限り元気で住み慣れた地域で安心して暮らしていく地域づくりを実現すること、すなわち介護予防を推進する地域包括ケアシステムの構築はわが国の緊急課題である。 地域包括ケアシステムを構築するためには、高齢者の自助、地域の互助と公助・共助が包括的に機能する必要がある。地域包括ケアシステムの構築要素である自助・互助・公助・共助の実態を包括的に把握し、高齢者の健康状態・日常生活機能と関連する要因を分析した結果に基づいて、地域包括ケアシステムの構築をめざした公衆衛生看護活動と評価の方法を提示することは、高齢者の健康寿命の延伸とQOLの向上に寄与できる。
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