研究課題/領域番号 |
17K12603
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 聖泉大学 |
研究代表者 |
安孫子 尚子 聖泉大学, 看護学部, 教授 (20635205)
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研究分担者 |
三徳 和子 兵庫大学, 看護学部, 教授 (60351954)
巽 あさみ 人間環境大学, 看護学部, 教授 (90298513)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 元気高齢者 / 人生の最終段階 / 意思決定 / 保健師 / 健康教育プログラム / 教育プログラム / 最終段階 / ソーシャルキャピタル |
研究成果の概要 |
本研究は,高齢者が健やかな老年期を過ごすために必要な人生の最終段階の医療とケアの意思決定の推進を図るとともに,その意思決定を支えるために地域におけるソーシャルキャピタルの醸成を目指して,元気高齢者を対象とした保健師が行う健康教育プログラムの項目を検討した。 元気高齢者を対象に人生の最終段階の医療とケアに関する意思決定に関連する項目についての横断研究で実態を把握し,地域で元気高齢者の健康づくり支援を行う保健師に対して,高齢者が人生の最終段階の医療とケアの意思決定を促進するための取り組みについてグループフォーカスインタビューを実施し,質的に分析し健康教育プログラム項目とその内容について検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果は5つの国際学会と3つの国内学会で発表,1論文を発表(現在投稿中1本)した。学会発表や論文での公表は,高齢者に最終段階の医療やケアの意思決定に関する健康教育内容を検討するための一助となった。この結果の普及と,健康教育を実施することで,高齢者が意思決定することやそれを支える地域づくりの発展が今後期待できる。さらに,健康教育プログラムは,在宅での看取りを支える専門職においても有用に活用できるものと考えている。高齢者の最終段階の医療とケアの意思決定を支え,終末期の過ごし方を再確認できる。これらにより,高齢期のすこやかな死を迎えるための健康づくり支援,保健師の質的向上に貢献できる。
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