研究課題/領域番号 |
17K12608
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 日本赤十字看護大学 (2020-2022) 国立保健医療科学院 (2017-2019) |
研究代表者 |
成木 弘子 日本赤十字看護大学, さいたま看護学部, 教授 (30237622)
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研究分担者 |
藤井 仁 目白大学, 看護学部, 准教授 (10512361)
堀井 聡子 富山県立大学, その他部局等, 研究員 (70617422)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 保健所保健師 / 地域医療システム / 構築段階 / 評価指標 / 地域包括ケアシステム / プロセス評価 / 地域医療 / 連携 / 保健所 / 保健師 / 地域包括ケア / 評価 / コア指標 / 情報 / 公衆衛生看護学 |
研究成果の概要 |
地域医療システム構築評価の中核となる指標を開発する為に文献検討、保健師へのインタビューを通して21項目から構成される評価指標を開発した。その指標を用いて全国の都道府県型保健所の統括的立場にある保健師に郵送調査(発送350通、返送159通:回収率45.4%)を実施した。システム構築のある104所を分析した。その結果、このシステムの「構築期」「維持期」「発展期」と発展するにつれ、各移行段階で有意差がみられたのは「当初の体制構築の目標を達成し次の目標設定に取り組んでいる」の1項目のみであった。「構築期」から「維持期」への変化は2項目、「維持期」から「発展期」への変化は1項目が優位に認められた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでに開発された指標は、信頼性や妥当性を検証した指標は明らかにされていないが、本研究ではこれらを担保した科学的な指標の開発が可能である。また、これまで開発された指標は大変細かくて実践での活用が困難であるが、本研究において「コア評価指標」を示すことで、実践の場の負担を軽減し活動への評価指標を取り入れることを促すことができ、システム構築を推進する一助となる。
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