研究課題/領域番号 |
17K12630
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
震災問題と人文学・社会科学
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研究機関 | 八戸工業高等専門学校 |
研究代表者 |
河村 信治 八戸工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (80331958)
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研究分担者 |
野澤 康 工学院大学, 建築学部(公私立大学の部局等), 教授 (00251348)
玉川 英則 東京都立大学, 都市環境科学研究科, 客員教授 (10171886)
市古 太郎 東京都立大学, 都市環境科学研究科, 教授 (10318355)
永田 素彦 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (60271706)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 震災復興 / 地方創生 / 多重被災 / シャレットワークショップ / アクションリサーチ / 地域キャリア教育 / フォトランゲージ / 野田村 / サステナブルツーリズム / 被災写真返却活動 / トレイル / 地域復興 / トレイル観光 / 被災コミュニティ / ネパール地震 / ランタン村 |
研究成果の概要 |
本研究は、岩手県野田村において本研究チームが東日本大震災直後から支援調査活動の一環として実施してきた復興シャレットワークショップ(CWS)の発展的展開として、度重なる自然災害と人口減少に晒される地方の小規模コミュニティに対して、外部からの継続的な関わりや被災地間の交流を通して、持続可能な地域エンパワーメントのための参加型プログラムの構築をめざしたものである。 コロナ禍で、学生が一同に会しての野田村CWSやネパール山間の被災地訪問等、大幅に制限せざるを得なかったが、助成期間の延長により野田村および周辺地域とは長年の信頼関係を構築し、地域の実情に沿ったプログラムの検討を進めていくことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、被災地における都市計画・まちづくり系の学生シャレットワークショップ(CWS)の実施を軸に、継続的な復興支援の方法と課題を模索するものである。前段となるJSPS 24618010(2012-2014)で、受入れ態勢に余裕のない被災地でニーズに即した支援・交流活動と併せたCWSの継続開催により、地域支援の質も学生の学びも深まる可能性を明らかにした。 本研究ではその発展形として、さらに社会心理学研究室とも連携した支援活動とアクションリサーチにより、繰り返す災害と人口減少の中での復興という地域課題の変化に合わせてCWSのテーマを地域学習的プログラムにシフトさせ、成果を教材開発へと繋げた。
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