研究課題/領域番号 |
17K12634
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
震災問題と人文学・社会科学
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研究機関 | 東北歴史博物館 |
研究代表者 |
小谷 竜介 東北歴史博物館, 学芸部, 副主任研究員 (60754562)
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研究分担者 |
相原 淳一 東北歴史博物館, 学芸部, 研究員 (30755434)
古川 一明 東北歴史博物館, 学芸部, 部長 (40754023)
塩田 達也 東北歴史博物館, 学芸部, 副主任研究員 (50754561)
芳賀 文絵 東北歴史博物館, 学芸部, 学芸員・技師 (80754530)
相澤 秀太郎 東北歴史博物館, 学芸部, 学芸員・技師 (90787110)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 展示研究 / 東日本大震災 / 津波 / 三陸津波 / 貞観津波 / 災害展示 / 博物館学 / 災害研究 / 文化財 / 歴史災害 / 博物館 / 展示 / 防災 |
研究成果の概要 |
本研究は、歴史的に繰り返される災害を博物館の展示においてどのように来館者に伝えることができるのか、ということを検討する展示研究である。この目的のために、歴史的災害に関する資料の掘り起こしを行うとともに、展示手法の研究を行った。この結果、被災経験が個人的な差が大きく、また受け止め方も多様である中で、災害の記憶を想起させ、災害を考えさせる手法として、発話を促す展示の構築が有効ではないかとの結論にいたった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2011年の東日本大震災の発災に限らず、近年は日本国内においても自然災害が多発し、防災に対する意識が高まっている。そこでは、物理的な防災とともに個々人の防災意識の向上をはかることが求められている。本研究は博物館という場を使ってこうした要請に対する一つの回答をもたらすことができるものであり、社会に還元できる研究となっている。
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