研究課題/領域番号 |
17K12644
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数理情報学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
吉良 知文 群馬大学, 情報学部, 准教授 (50635860)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 動的計画法 / 保育所マッチング / セキュリティゲーム / 物流システム / 展開形ゲーム / 最適化 / 動的計法法 / 数理最適化 / ソーシャル数理 / マルコフゲーム / 社会システムデザイン |
研究成果の概要 |
きょうだいを考慮した保育所の利用調整(選考)に対して、展開形(マルコフ)ゲームとしてモデル化して解くことにより、公平な選考結果を得るアプローチを提案してきたが、その高速な解法(動的最適化技術)について整理して正当性を示した。また、ゲーム理論の枠組みと動的最適化技術を用いて、共同輸送をおこなうメリットがる企業の組合せを瞬時に列挙するアルゴリズムを開発し、物流業界の全体最適化に貢献した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
社会的課題に対して、真に実利あるソリューションを生み出す方法論としてのマルコフゲームアプローチを確立するために、社会の現場と協働しながら研究をおこなった。保育所の利用調整(選考)に関する成果は多くの自治体で実際に活用されており、研究代表者を含む富士通ソーシャル数理共同研究チーム7名が2018年度 人工知能学会 現場イノベーション賞「金賞」を受賞した。共同輸送に関する研究成果は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成も受けて、社会実装が大きく進んでいる。
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