研究課題/領域番号 |
17K12672
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 大阪大学 (2019) 愛媛大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
藤橋 卓也 大阪大学, 情報科学研究科, 助教 (10785520)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 無線ビデオストリーミング / 高精細・多次元映像 / ニアアナログ変調 / ポイントクラウド / 360度映像伝送 / Deep Neural Networks / 自由視点映像 / マルチパス / ハイブリッド映像伝送 / 低オーバヘッド映像伝送手法 / マルチパスハイブリッド映像伝送 / 無線自由視点映像伝送手法 / 無線超臨場感システム / ネットワーク / 映像符号化 |
研究成果の概要 |
本研究では,無線超臨場感システムを実現するための重要な一課題である無線ビデオストリーミングの高品質化を目的として,無線ネットワーク性能の多様な変化に対処した高品質無線ビデオストリーミング手法を設計した.具体的には,A)多様な通信路品質に対処した伝送手法,B)多様な無線媒体に対処した伝送手法,C)多様な多次元映像に対処した伝送手法をそれぞれ開発して,無線端末の移動や周辺電波伝搬環境の変化に起因して生じる無線ネットワーク性能の変動に耐性を持ちつつ,受信映像の品質を向上できる無線ビデオストリーミングの基礎を確立した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は従来の映像符号化・伝送技術では対処し得ない無線通信路の変動性に対して適応的に対処できる"グレイスフル"な映像伝送技術の発展に貢献したことである. 本研究の社会的意義は無線ネットワーク品質の変動に耐性を持つ無線ビデオストリーミングの基礎を確立したことでユーザは場所に囚われずに品質が高い高精細・多次元映像コンテンツを利用することが可能となり,これらのコンテンツを活用したテレプレゼンス,医療,技術教育,テレワークに挙げられるサービスの発展を促したことである.
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