研究課題/領域番号 |
17K12673
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
神崎 映光 島根大学, 学術研究院理工学系, 准教授 (80403038)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 自律移動型センサ端末 / ドローン / 無線通信 / 協調動作 / 移動制御 / 災害時対応 / センサネットワーク / 情報収集・伝達 |
研究成果の概要 |
大規模災害による被害を最小限に抑え、救助活動および被災者支援を円滑に行うためには、発災直後における迅速な情報収集および伝達が重要である。 本研究では、さまざまな利用者が保有するドローンを自律移動型センサ端末として積極的に利用し、迅速な情報収集および伝達を実現する技術の確立を目的とする。そのために、無線通信によるセンサ端末間の情報共有を用いて、複数のセンサ端末を協調動作させ、被災地域全体の効率的な巡回を実現する制御手法を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、大規模災害発生時において、さまざまな利用者の保有するセンサ端末を積極的に利活用し、これらの協調動作によって被災地域の巡回を効率化することを目的としている点に特色がある。また、センサ端末の拠点への帰還も考慮した制御を目指しており、より具体的な応用を想定した独創性の高い研究である。大規模災害発生直後における情報収集および伝達は、被災者の早期救助や被災地の状況把握のために非常に重要な課題であり、本研究の成果により、災害救助や復興支援といった活動の飛躍的な効率化が見込まれ、その社会的意義は非常に大きい。
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