研究課題/領域番号 |
17K12686
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
マルチメディア・データベース
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
王 元元 山口大学, 大学院創成科学研究科, 助教 (00736217)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ビッグデータ分析・活用 / 異種メディア / 時空間情報 / 情報推薦 / コミュニケーション / 情報共有 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、ソーシャルネットワークサービス(SNS)とWebの異なるメディアを融合し、それらから時空間情報を抽出しマッピングすることで、双方の欠点を補う信頼性・速報性・網羅性の高い集約情報の抽出・共有支援システムの構築を目的とする。具体的には、[A] SNSデータの時空間統合分析手法の開発・評価と[B] 異種メディア間のシームレスなマッピング手法の開発・評価について取り組んだ。これにより、任意の場所や時間に関する多様な話題の発見や話題に興味を持ったWebユーザとSNSユーザ間でシームレスな情報交換ができ、お互いに速報的にかつ信憑性の高い情報を効果的に取得できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題は、単にテキストを時空間的・意味的に分析するだけでなく、写真も含めて多様なSNSデータ分析や異種メディア間の時空間マッピング技術の確立に関する研究である。従来のSNSによる情報の可視化および情報共有に対し、異種メディア間の相互補完によるランドマークの高さに合わせた情報提示や、イベント情報の時空間的差異を可視化する手法は他の類例を見ず、独創性は極めて高い。また、様々な状況下でユーザが適切な情報や人を発見でき、多くの情報を共有しながら速報性・信頼性の高い情報を送受信可能な情報配信技術を開発し、その有用性を示した点で意義がある。
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