研究課題/領域番号 |
17K12716
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
知覚情報処理
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
藤ノ木 健介 東海大学, 理学部, 准教授 (80613629)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ウェーブレット / 時間周波数解析 / フレーム / 信号処理 / データ解析 / 画像処理 / 非線形近似 / 画像復元 / 解析学 / 画像 |
研究成果の概要 |
多次元におけるウェーブレット解析とその応用について研究を行った。方位選択性を改良した2次元のウェーブレット変換を提案し、画像処理のエッジ検出等における優位性を確認した。より柔軟な枠組みの中でデータ解析に主眼を置いた線形変換の開発についても取り組み、自由度の高い設計が実現できる可能性を見出した。フレームとマルチレート信号処理,リフティングスキームの関連性を多次元で考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
画像の特徴量を捉えることは画像処理の主要な目的の一つである。画像処理手法における方位選択性等を改良したことにより、エッジ等の画像の局所的特徴量がより扱いやすくなることが期待されることから意義は大きい。また、フレームとマルチレート信号処理およびリフティングスキームとの関連性を多次元で精査したことで、より柔軟で、よりデータ解析寄りの実用的な線形変換の可能性を見出すことができたことは、今後の展開を考える上で重要な成果であると考えられる。
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