研究課題/領域番号 |
17K12724
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高松 誠一 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (20635320)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ニット / 導電性ポリマー / パターニング / ウェアラブルデバイス / スマートテキスタイル / 電子テキスタイル / モーションセンサー / 間接角センサー / 歪センサー / スクリーン印刷 / 伸縮性配線 / 有機デバイス / ヒューマンインターフェイス / フレキシブル |
研究成果の概要 |
AR,VR分野における人の手のモーションキャプチャーの簡易化のために、伸縮性のあるニット上に有機導電性ポリマーを用いた関節角センサ、配線、アンプ回路を印刷、配線実装する技術を開発を目指した。本研究では、伸縮性のあるニットを基板とし、有機導電性電極による間接各センサを開発した。開発した間接角センサーは、ゲージ率が-1.95であり、30%程度の伸縮に耐えることが分かった。この間接角センサーを用いて、指の太さ程度の曲率半径1cmで0-90度の間で関節角度を検知することに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
AR,VR分野においては、臨場感のあるゲームや操縦シミュレーションを実現するために手や腕、足などさまざまな人間の動きを検知するモーションキャプチャーセンサデバイスが必要である。この時、指などの関節や腕の動きは、通常のフレキシブル基板などが耐えられる数%の伸びではなく10-30%程度の非常に大きな伸びに耐えなればならない。そのため、高い伸縮性を有するセンサや配線を研究開発しなければならないという技術的課題があった。この課題を、ニットと有機導電性ポリマーを用いたセンサにより解決する方法を提案した。今後、モーションキャプチャー等への応用が期待される。
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