研究課題/領域番号 |
17K12731
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
五十嵐 悠紀 明治大学, 総合数理学部, 専任准教授 (70549485)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 着物 / 着付け / 帯結び / 初心者 / インタフェース / 支援 / 帯 / コンピュータグラフィックス / ユーザインタフェース / コンテンツ・アーカイブ |
研究成果の概要 |
本研究では初心者の着付けを情報技術を用いて支援するシステムを検討・構築した. また半幅帯に注目し,半幅帯の帯結びを1 本のつながったものではなく,パーツの集合体として扱うというアイデアをもとに,(1)帯結びをデータ化して扱うシステム,(2)実世界でパーツの組み合わせによってさまざまな帯結びに変えられる帯「組み替え帯」の提案,(3)帯結びエディタによって作成したデータから組み替え帯を組み立てるための支援ソフトウェア,の3つの提案をした.また,提案システムに対してユーザインタビュー調査を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで情報技術が組み込まれていなかった和服や帯結びの業界に情報科学を用いたアプローチをした.本研究で提案したこれらのツールを用いて帯結びの形状の記録および再現を行うことで,後世に知見を残していけるように記録し和服文化の保存を目指す. さまざまな帯結びについて,基本的な情報や帯結びエディタで作成した帯結びデータ,通常帯での結び方や組み替え帯での組み立て方などを絡めて,高齢化している和服着付け師のこれまでの知見なども記録するようなデータベース化を視野に入れている.
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