研究課題/領域番号 |
17K12733
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
近井 学 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (60758431)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ヒューマンインタフェース / 触覚 / 質感情報 / 人間計測 / 痛み / 痛み感覚 / 医療・福祉 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,生活習慣病などによる後天的な触覚感覚の知覚異常により生じる痛み感覚などの不快な感覚の客観的評価を実現するための触覚刺激呈示装置の研究開発を目指した.まず医療従事者を対象としたヒアリング調査を行い,患者の痛みの知覚の言語表現の知覚・認知プロセス,臨床現場で頻出される痛み感覚の言語表現と使用場面の知見を得た.次に従来の痛覚検査法の課題探索を行い,検査者の徒手動作や機器の使用回数による刺激量の低下といった課題を明らかにした.さらに従来法の課題解決のための装置開発を進め,健常成人を対象とした評価から計測時の姿勢,年齢等の要因を多角的に比較し,臨床現場で活用するための基礎的な知見を得た.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題で得られた成果により,医療現場での痛み感覚の言語表現の活用場面や事例の収集,さらに医療現場で活用するための触覚刺激呈示デバイスの要求事項についての整理ができた.この成果を活用することで,今後の医療現場における触覚感覚の知覚異常により生じる痛み感覚について,客観的な評価が可能になることが期待される.
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