研究課題/領域番号 |
17K12789
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ウェブ情報学・サービス情報学
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研究機関 | 東京電機大学 |
研究代表者 |
松井 加奈絵 東京電機大学, システムデザイン工学部, 准教授 (30742241)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | IoT / HEMS / 室内快適性 / 情報提示 / 機械学習 / スマートホーム / スマートオフィス / データ解析 / アーバンデザインシステム / 情報家電 / 住環境評価 |
研究成果の概要 |
本研究では,HEMSやスマートホームはエネルギー消費の効率化,居住空間の快適性向上,セキュリティ,コミュニケーションの円滑化の目的としたサービスやアプリケーションの提供機能がに対し.時系列,また行動別の快適性の定義,および情報提示,家電制御を用いた快適性の維持,向上が必要であるとした.そこで,世帯内の室内快適性を担保するためのIoTデバイスによるデータの収集,ホームネットワークにおけるデータ収集,クラウド上でのデータ解析を行う環境を構築し,情報提供,家電制御信号の生成を行うシステム,アプリケーションを実装し,世帯における実証実験を行い,その有用性を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究開発当初では異なる環境として,新型コロナウィルス感染症防止によるリモートワークの普及が挙げられる.目的別に構造が異なる2つの場所を,住居に存在させ,その中で人間が活動することで,身体的,精神的な問題が表層化することが懸念される.そこで,本研究で実施した,IoTデバイスによるデータの計測,ネットワークを用いたデータ収集,プラットフォーム内でのデータ蓄積,解析,情報提供,家電制御による異なる目的を持った空間の快適性維持を行うための技術を普及させていくことが次の課題となると考えられる.
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