研究課題/領域番号 |
17K12791
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
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研究機関 | 北海学園大学 |
研究代表者 |
内田 ゆず 北海学園大学, 工学部, 教授 (80583575)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | オノマトペ / 語義 / コーパス / コロケーション |
研究成果の概要 |
本研究では、多様なコーパス(地方議会会議録、Web文書、ユーモア文、オンラインコミュニティ上の検索語、雑誌等)を分析して、オノマトペの出現傾向および語義の傾向、新出の語義・用法、オノマトペの語義と文脈情報の関係などについての基礎研究を行った。 また、日本語オノマトペの多くは複数の語義を持ち、それらの語義は周辺の文脈によって判別されることから、コンピュータでオノマトペの語義を自動的に判別するためのアルゴリズムの構築を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果により、それぞれのオノマトペがどのような語と強く結びつくのか、どのような文脈で使用可能なのか、文脈によってどのように語義が変化するのかを示すことができる。これは、従来の辞典のような語義といくつかの用例を提示するものとは本質的に異なるものである。日本語非母語話者にとってオノマトペの使い分けは難しいとされているが、本研究で得られた知見を日本語学習に活用することも期待できる。
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