研究課題/領域番号 |
17K12805
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
学習支援システム
|
研究機関 | 帝京大学 (2019-2022) 畿央大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
宮崎 誠 帝京大学, 理工学部, 助教 (60613065)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | ルーブリック / 技術標準 / CASE / LTI / 学習評価 / コンピテンシー / リポジトリ / データベース / 学習モデル / 技術標準化 / プラグイン / eポートフォリオ / パフォーマンス評価 / フォーマット / データフォーマット / 教育工学 / eポートフォリオ |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,教育評価の専門家でない教員に対して,ルーブリックの共有サイトを通じてルーブリックの作成を支援し,利用を促すことで,パフォーマンス評価に基づいた学生の主体的な学びと大学教育の質的転換を加速する仕組みを構築することである. パフォーマンス評価を導入した多くの教員が抱える「ルーブリックを導入したいが,設計するのが難しい」という状況を,1EdTechのCASE技術標準に準拠したOpenSALTおよびRESTやLTIによるそのクライアントシステムを開発することで課題の解決を図り,いくつかの教育実践でルーブリックを共有する有用性を確認した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ルーブリックを導入する敷居が低くなることにより,学習としての主観的パフォーマンス評価に有用である.1EdTech CASEやLTIの技術標準に対応することで,Mahara,Moodle以外のシステムに関してもリポジトリDBのルーブリックの活用が可能となった.ルーブリックの様々なファイル形式による利用ニーズに応えることで,多様な教育現場におけるパフォーマンス評価に基づいた学生の主体的な学びの実践が広がることが期待される.共有されたルーブリックを利用して評価することで,利用者にとって最も手軽にかつ最小労力でパフォーマンス評価を取り入れることが可能である.
|