研究課題/領域番号 |
17K12852
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
持続可能システム
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研究機関 | 小山工業高等専門学校 |
研究代表者 |
高屋 朋彰 小山工業高等専門学校, 物質工学科, 准教授 (90515553)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 放線菌 / 可視化 / ポリオレフィン / ハイスループットスクリーニング / 脂肪族ポリエステル / 生分解 / 低炭素社会 / ゴム / ポリマー分解 / 分解微生物 |
研究成果の概要 |
本研究では、多孔質膜と発色試薬を組み合わせて用いることでポリマー分解微生物を高感度で迅速に探索することが可能なハイスループットスクリーニング法の開発を行った。また、開発したハイスループットスクリーニング法を用いて、脂肪族ポリエステル(poly(butylene succinate-co-adipate)(PBSA)など)やポリオレフィン(poly(cis-1,4-isoprene) (PIP))を対象とした微生物による各種ポリマーの分解性を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
土壌から、PIPやPBSAを唯一の炭素源として増殖した微生物(主に放線菌)を複数種類単離した。単離した放線菌を用いて、複数種類のポリマーを対象としたハイスループットスクリーニング法による分解性試験を行い、その分解性についてGel Permeation Chromatography(GPC)による評価を行った。その結果、ハイスループットスクリーニング法を用いた分解処理によって、短期間でPIPの低分子化やPBSAやPCLの分解を評価することが可能となった。これらの研究成果は、産業利用される種々の汎用ポリマーの資源循環や環境保全に貢献することが期待される。
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